陰陽性質を学ぶ

現在福島第一原発の事故による放射能被害が懸念され、放射性物質を対外に排出する食品への関心が高まっています。
その中で、極陽性の性質を持った食べ物には放射性物質を対外に排出する、もしくは中和する効果があると言われています。

 

 

 

人間の作り出した『放射能』は陰性物質の中で『極陰性』と位置づけられています。
東洋医学で古くから伝わる『陰陽理論』の中で

 

陽性の食品・・・体を温める、身を締める、血管を収縮させる、腸管を収縮させるなどの性質がある
陰性の食品・・・体を冷やす、身を緩める、血管を拡張させる、腸管を拡張させるなどの性質がある

 

『陰陽理論』では、体の陰陽バランスを良好に保つ食品を摂取することが健康を保つ鍵だと考えられています。
陽性と陰性の性質をもつ食品には以下のような特徴があると言われています。

 

陽性食品の特徴
寒い地域でよく育つ食べ物、背が低い食物(根菜など)、丸い形のもの、オレンジ色や黄色のもの、形が小さいもの、水分の少ないもの、苦いもの、塩っぱいもの(塩分が多い)、日に干したもの(熱や圧力を加えたもの)

 

陽性を持つ食品
たんぽぽ、自然薯、ふき、人参、ごぼう、大麦、きび、ひえ、あわ、蕎麦、玄米、かぼちゃ、よもぎ、玉葱、レンコン、佃煮昆布、ふのり、もずく、ベーコン、ソーセージ、ハム、マトン、有精卵、豚肉、ブロイラー、牛肉、母乳、精製塩(自然塩)、黒焼き(各種)、味噌、梅干(焼き梅干)、醤油、鯛、鮭、鯵、鰯、鰊、鯖、鮪、鰤、伊勢海老、蟹、、平目、鰈、鯉、ドジョウ、鰻、鮎、山女、烏賊、蛸、蛎、蜆

 

『極陽性』に属するとされる食品
たんぽぽ、自然薯、鯛、鮭、鯵、鰯、鰊、鯖、鮪、鰤、ベーコン、ソーセージ、ハム、マトン、有精卵、精製塩(自然塩)、黒焼き(各種)、味噌、梅干(焼き梅干)、醤油

 

陰性食品の特徴
暑い地域でよく育つ食べ物、背が高く成長するもの(葉菜など)、細長い形のもの、白色、緑色、紫色のもの、形が大きいもの、水分の多いもの、甘味の強いもの、酸っぱいもの、辛いもの、カリウムが多いもの

 

陰性を持つ食品
トウモロコシ、うどん、パン(菓子パン)、白米、ほうれんそう、ねぎ、キャベツ、レタス、にんにく、サツマイモ、椎茸(干し椎茸)、サトイモ、長いも、大和芋、なす、トマト、ジャガイモ、ミョウガ、もやし、ピーマン、苺、みかん、さくらんぼ、スイカ、もも、柿、バナナ、パイナップル、いちじく、ぶどう、ナシ、メロン、カレー粉、生姜、わさび、胡椒、唐辛子、納豆、黒豆、エンドウ豆、白ゴマ、ゆば、豆腐、大豆(豆類)、豆乳、日本酒、コーン油、オリーブ油、ビール、抹茶、紅茶、煎茶、コーラ(砂糖入り飲料水)、コーヒー、ブランデー、白砂糖、化学調味料、アイス、ハチミツ

 

『極陰性』に属するとされる食品
菓子パン、なす、トマト、ジャガイモ、ミョウガ、もやし、ピーマン、バナナ、パイナップル、いちじく、ぶどう、ナシ、メロン、、わさび、胡椒、唐辛子、豆腐、豆乳、コーラ(砂糖入り飲料水)、コーヒー、ブランデー、白砂糖、化学調味料、アイス、ハチミツ

 

1945年に長崎や広島に原子原爆が投下され、放射能障害で多くの人達が亡くなった当時、爆心地から1km程の至近距離に位置しながら被爆を免れ、生き永らえた人たちがいました。
その人たちは「秋月式ミネラル療法」として塩で握った玄米と塩辛い味噌汁を毎日食べ続けていたそうです。

 

『爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。
塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。
そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ。』
( 『死の同心円−長崎被爆医師の記録』 講談社 秋月辰一郎著書 )