最強のアンチエイジングフード13種

抗酸化食物が体を若返らせます

 

アンチエイジングの定義はこのようなものです。
@加齢に伴って起こる病気を予防する。
A同年齢の人よりも老けないように少しでも老化を遅らせる。

 

何を食べたらよいか?
・抗酸化食品
・オメガ-3系脂肪酸食品
・低グリセリック・インデックス食品(低GI)

 

○抗酸化食品
ヒトは加齢と共に体内に錆のように変化した部分が生じる。→老化・病気に関わりヒトの体を傷つけます。
こんなことをすると体を傷つけます。
・激しい運動 ・紫外線 ・公害 ・排気ガス ・タバコ ・古い油で揚げた食べ物を食べる ・ストレス ・過度の飲酒
抗酸化食品にはこのような成分が含まれています。
・ビタミンC・・・コラーゲン組成を手助けする。免疫力を高め、美白効果があります。
・ビタミンE ・・・動脈硬化を予防し、心臓病の予防、赤血球膜を保護します。
・カロテノイド・・・植物の赤い色素で体内に吸収されると「ビタミンA」に変換し、活性酸素の除去、悪玉コレステロールを低下させます。
・ポリフェノール・・・植物由来の成分で、殺菌作用、血中コレステロールの低減、高血圧を予防してくれます。
・イソチオシアネート類・・・大根おろしなどに含まれる辛味の成分で、発癌や腫瘍化を防ぎ、抗炎症作用、ピロリ菌の増殖を防ぐ効果を持ちます。
・アリシン・・・ニンニク由来の成分で、制ガン作用、抗炎症作用、血圧低下、血液をサラサラに保つ効果があります。

 

○オメガ-3系脂肪酸食品
必須脂肪酸とも言われ、動脈硬化を抑える、細胞膜を作る、血液をサラサラにする、乳がん細胞の発育を抑えます。
EPA・DHAなどは能の学習効果を高めます。

 

○低グリセリック・インデックス食品(低GI)
ブドウ糖を100とした場合にその食品がどの程度の血糖値になるかという食べ物。
低GI食品を食べると良いことになります
55以下:低GI
56〜69:中GI
70以上:高GI
低GI食品の効果
・血糖値が急激に増加しないので膵臓への負担が少ない。
・低GI食品はたくさんの食物繊維を含むものが多い。
・抗酸化力が強い。
・肥満の予防効果が強い
・ガンの予防に期待が持てる。

 

アンチエイジングに効果のある食品13種
豆類
特に大豆食品・・・納豆、豆腐、厚揚げ、ゆば
イソフラボンを多く含み、悪玉コレステロールを減らしてくれます。
エストロゲン(女性ホルモン)に似た作用を持ち、強い抗酸化力を持ちます。
血圧を下げる効果もあり、院長自身半年間豆乳を飲み続けたところ、血圧が
最高血圧150-最低血圧110

最高血圧109-最低血圧69
に下がりました。
ナッツ類
特にアーモンド・クルミ・ゴマ
重量中の脂肪分は50〜60%と高めですが、そのほとんどは体に良い不飽和脂肪酸です。
ナッツ類には抗酸化力が高く、食物繊維が豊富です。
チョコレート
ポリフェノールを多く含み、血圧を下げる、悪玉コレステロールを減らします。

 

甘くない、カカオ含有率70%以上のダークチョコレートがオススメです。
ミネラルウォーター
体内に溜まった老廃物を対外に排出する効果があります。
摂取のポイントとしては、1日1〜1.5L、早めにこまめに摂るという事です。
オリーブオイル
オリーブオイルには善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールを下げるオレイン酸を多く含みます。
ポリフェノールを多く含みます。
酢(バルサミコ)
食卓にある調味料ですが、抗酸化力が強く、血中脂肪を減らし、血圧を下げます。
スパイス・ハーブ類
ニンニク
ウコン
パセリ
ショウガ
ルッコラ
・脂肪低下

 

・血液サラサラ
・抗酸化作用
・殺菌作用
※ニンニクを刻んだりすりつぶした時
は10分待って酵素を働かせてから
加熱作用に入るとよい。
ウコン(ターメリック)に含まれる
クルクミンには
・制ガン作用
・アルツハイマー改善の期待
・ピロリ菌の抑制
等の効果があります。
・血圧を下げる
・ 利尿作用
等の効果があります。
・消化を助ける

 

・炎症を抑える
等の効果があります。
・ビタミンCを多く含む
・抗酸化物質を多く含む
ワイン
ポリフェノール・アントシアニン・レスベラトロール等の抗酸化物質を多く含みます。
フランスではフォアグラなどの高脂肪の食事が多い割に、脂肪に因る疾患が少ない矛盾「フレンチパラドックス」はワインを多く飲むからだという指摘があります。
野菜
以下の野菜がオススメです。
・ブロッコリー ・アスパラガス ・ほうれん草 ・玉葱 ・ピーマン ・ナス ・人参 ・トマト ・かぼちゃ ・セロリ
海藻
海藻はミネラルを多く含み、食物繊維が豊富です。
特にヌルヌル成分(フコイダン)は血液をサラサラに保ちます。
果物
以下の果物がオススメ。
・ブルーベリー ・イチゴ ・アメリカンチェリー ・リンゴ ・ざくろ ・アボガド

 

穀類
玄米には、ビタミン類、ミネラルが多く食物繊維も豊富です。
摂取後の血糖値上昇が緩やかなので体に負担をかけません。
※少し硬いのが気になりますが、スプーン一杯のヨーグルトを入れて炊くことにより柔らかくなります。

抗酸化作用は期待できませんが、オメガ-3系の脂肪酸を多く含みます。
EPA・DHA・・・青魚に多く含まれます。
うなぎ ・鮭 ・鰯 ・ニシン ・サバ ・ブリ ・サンマ ・牡蠣 ・マグロ ・ハマチ ・イクラ

 

「痛み・鎮痛の仕組み」より