血液をサラサラに!

サラサラ度を測定する血液流動性測定装置
血液流動性測定装置とは、毛細血管の太さ(6ミクロン)と同じ間隔幅で
スリットの中に血液を通して、どのくらいの時間で流れるかを測定しサラサラ度を測定
している機械です。100以上の医療機関などで使用されており、主に糖尿病・高脂血症の患者さんに、血液
の流れの状態をを見てもらうことによって、生活習慣改善に役立ててもらっています。
この検査は、ストレスだけでも容易に結果が変わってしまうことなどを考えると、この結果を絶対だ
と思うのは危険です。
サラサラ効果がある食材を点数にして見ました。

 

野菜
200点以上: 青ネギ、にんにく、パセリ、ほうれん草、アスパラガス、ニラ、にんじん、など
100点以上: ピーマン、タマネギ、にがうり、セロリ、ブロッコリー、など
100点未満: きゅうり、もやし、カリフラワー、大根、レタス、白菜、赤ピーマン、ジャガイ
モ、ごぼう、キャベツ、など

 


1000点以上: まぐろトロ、しめさば、さんま、たちうお、真いわし、うなぎ蒲焼き、天然ぶ
り、養殖マダイ、など
500点以上: さわら、にしん、あなご、きんめ鯛、たらこ、ほっけ、戻り鰹、など
500点未満: あじ、ひらめ、すずき、うに、かれい、タコ、まぐろ赤身、など
※100グラム当たりの点数としています。
※毎日摂取することが血液サラサラにはおすすめです。
野菜や魚以外の食材の効果はどうか?
サラサラ効果があるといわれる食材は数多くあっても、根拠になる実験方法が違ったり、その厳密性も違うため、単純ににどの食材に効果があるとは言い切れませんが、体に悪いものでなく、偏って食べなければ問題はありません。

 

血小板の過敏さを抑える物質として注目されている「プロスタサイクリン」や「トロンボモジュリン」。
この物質は血管に血液が流れるだけで、血管の内壁からいつも分泌されているのです。
運動で血流を上げると、「プロスタサイクリン」や「トロンボモジュリン」の分泌量も3倍近くになることがあります。

 

運動する場合のポイント
血液の流れが速くなればば、上記物質の分泌は増えていきます。
30分以上運動できればベストですが、それ以下でも充分効果はあります。
発汗が多すぎると血液はドロドロになってしまうので、ウォーキングや、室内での軽い運動がいいでしょう。

 

「痛み・鎮痛の仕組み」より